最後じゃない!?「ランボー/最後の戦場」シルベスター・スタローン来日会見
2008年5月8日 12:00

[映画.com ニュース] 「ロッキー」と並ぶ、シルベスター・スタローンのもう1つの代表作「ランボー」。同シリーズ4作目となる最新作「ランボー/最後の戦場」のPRのため、監督・脚本・主演の3役を果たしたスタローンが、共演のジュリー・ベンツ、グレアム・マクタビッシュととも来日。5月7日、東京・日比谷のザ・ペニンシュラ東京で来日記者会見が行われた。
「ランボー3/怒りのアフガン」(88)以来、約20年ぶりの新作となる本作は、人道支援のために軍事政権下のミャンマーに潜入し、政府軍に捕らえられてしまった人権保護団体のメンバーを救出すべく“世界最強の一人軍隊(ワンマン・アーミー)”のジョン・ランボーが立ち上がるというストーリー。
「ロッキー」同様、前作に満足していなかったというスタローンは、本作の舞台をミャンマーにした理由を「悲しいことに、ミャンマーで60年続いているこの内戦のことを世界の人々はあまり知らない。だから、しっかりと目を向けて、現状を見て欲しいと思い、ミャンマーを舞台に選んだ」と明かし、単なるアクションものとしてではなく、社会的な側面を重視して本作を作ったことを強調した。そして、先日多くの被害を出したサイクロンについても触れ「ミャンマーの軍事政権がどれだけミャンマー国民を無視し、信用していないかが露見したと思う。サイクロンの被害自体は犠牲者も多く、とても悲劇的なことだが、サイクロンとこの映画によって、世界の目がミャンマーに向けられ、少しでもミャンマーの人々の暮らしが良くなれば嬉しいし、この映画を通じて何かしらの手伝いが出来たことを誇りに思う」と熱っぽく語った。
また、さらなる続編について聞かれると「実はアイデアはある。メキシコで行われている集団拉致を題材に現代的なウエスタンを作ることが出来ればと思っている。だが、ランボーにも少し休みが必要。(横の)ジュディと結婚して、グレアムを養子にもらって、家族を作って楽しんでから闘いに行ってもらおうかな」とジョーク混じりに構想を明かした。
会見後には、オークション用に持参したランボーの武器である弓へのサインを入れたほか、日比谷シャンテ前の広場に置かれる石膏手形の作成が行われた。
「ランボー/最後の戦場」は5月24日全国ロードショー。
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