ロバート・デ・ニーロが、日本風ホテルの世界的経営に乗り出す!
2008年5月7日 12:00
[映画.com ニュース] 日本人シェフの松久信幸と共同で日本料理レストラン「ノブ」を世界的に経営していることで知られる俳優ロバート・デ・ニーロが、今度は日本のライフスタイルをモチーフにした日本風ホテルの経営に乗り出すという。エンターテインメントニュースサイトWENNが伝えたもので、第1号店は今年の夏イスラエルのリゾート地ヘルズリヤでオープン、さらに2、3年後にニューヨークに2号店をオープンする予定だという。
松久シェフは、77年にロサンゼルスの日本食レストランのシェフとして働き始め、87年にはビバリーヒルズに自身のレストラン「MATSUHISA」を開店。同店の常連客であったデ・ニーロが松久シェフに共同経営の話を持ちかけ、93年にはニューヨークで「NOBU New York City」を開店。現在はミラノ、ロンドン、東京など世界各地に21店舗を構える日本食レストランチェーンとなった。今回のホテル経営は「ノブ」経営戦略の延長線上にあるようだ。
今回のホテル事業に、経営陣はやる気十分のようだ。レストラン「ノブ」や今回のホテル事業の共同経営者であるリッチー・ノーターは「枕元にはキャンディの代わりに寿司が乗っているかもしれないよ(笑)」と冗談を飛ばしており、デ・ニーロの息子であり、ビジネスパートナーのラファエルも「今から楽しみで仕方ないよ」と意気込みを語っている。