モンゴル出身横綱・白鵬、「モンゴル」熱演の浅野忠信を大絶賛!
2008年4月23日 12:00

[映画.com ニュース] 浅野忠信主演でモンゴルの英雄チンギス・ハーンの波乱に満ちた半生を描き、今年の米アカデミー外国語映画賞にノミネートされた歴史大作「モンゴル」を、4月22日、モンゴル出身の第69代横綱・白鵬翔(はくほう・しょう)が新宿バルト9にて鑑賞。上映後に興奮冷めやらぬ表情で舞台挨拶を行った。
登壇するなり「サインバイノー」と“こんにちは”を意味するモンゴル語で挨拶した白鵬関は、全編モンゴル語で演じた浅野について「モンゴル語は発音が難しいんですけど(彼の演技には)感動しました!」と大絶賛。さらに、本作を相撲の決まり手で表すなら? という質問に対し、「“寄り切り”ですね」と、相手を土俵の外に盤石の構えで寄り出す、横綱らしい決まり手でたとえて高く評価した。
劇中では、ある武族の頭領の息子として生を受けたテムジン(後のチンギス・ハーン)が、裏切り、復讐、異国での投獄など壮絶な運命を乗り越えていく姿と同時に、テムジンと妻ボルテの夫婦の絆が描かれているが、夫婦愛ついても白鵬関は「結婚して1年ちょっとになりますが、いい勉強になりました」と、一緒に映画を鑑賞していた紗代子夫人の方をチラッと見やり、少し照れながら答えていた。
間もなく始まる大相撲夏場所に向けて、「今度こそ取りこぼしのないように、今年の初場所同様に(同じくモンゴル出身の朝青龍関と)相星決戦で勝負を付けて優勝したい」と抱負を語った白鵬関は、「誰かと付き合っている人、結婚している人はぜひこの映画を見てほしい」と笑顔で本作をアピールし、会場を後にした。
「モンゴル」は丸の内TOEI1、新宿バルト9ほかにて公開中。
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