「ボラット」のサシャ・バロン・コーエンが、新作で米カンザスを大混乱に!
2008年3月28日 12:00
[映画.com ニュース] 「ボラット/栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」のサシャ・バロン・コーエンの次回主演作「ブルーノ」の撮影が、米カンザス州で行われたようだ。米映画サイトFilmdrunkが伝えるには、ボラットと並ぶ名物キャラクター、ブルーノに扮したコーエンは、次から次へとカンザス州の善良な人々に“抱きつき攻撃”を繰り返し、恐怖のどん底に陥れたという。
同作は、オーストリア人のゲイのファッションTVプレゼンターであるブルーノが、アメリカに自身の番組を売り込むという、「ボラット」と同スタイルのフェイク・ドキュメンタリー映画で、その日もクルーは、カンザス州のウィチタ空港や、トピカにある教会でゲリラ的に撮影。コーエンは、いい男を見るとなりふり構わず抱きついて、迷惑をかけ通しだったようだ。
また、同作はハリウッドメジャーの争奪戦の末に、ユニバーサル・ピクチャーズによって4500万ドル(約45億円)という高額で映画化権が取得された作品。コーエンは一説に、脚本料+出演料として超高額のギャラ3000万ドル(約30億円)、加えて興収の15%という大型オプション契約を同社と結んだ、との噂が流れている。