松下奈緒と夏帆がWキャスト。12年に及ぶ純愛を描いた「砂時計」完成
2008年3月14日 12:00

[映画.com ニュース] 累計700万部の売り上げを誇る芦原妃名子の同名少女コミックを映画化した「砂時計」が完成。3月13日、東京・有楽町の国際フォーラムにて完成披露試写会が行われ、主演の松下奈緒、夏帆、井坂俊哉、池松壮亮、塚田健太、岡本杏里、藤村志保、佐藤信介監督が舞台挨拶に登壇した。
本作は、両親の離婚を機に、母親の故郷・島根に越して来た14歳の杏(夏帆)が、突然の母親の死に直面しながらも、大悟(池松壮亮/井坂俊哉)との初恋を支えに真っすぐ生きようとする姿を12年に渡って描いた純愛ラブストーリー。
大人に成長した杏を演じた松下と、中高生時代を演じた夏帆は、試写会前にウェディングドレス姿とセーラー服姿を披露し、「夏帆ちゃんと初めて会った時、“あ、杏ちゃんだ”と思ってしまった。それぐらい夏帆ちゃんは杏ちゃんになりきっていて、ハマリ役だと思った」(松下)、「同一人物に見えるのかがすごく不安だったけど、出来上がりを見たらそこに杏がいて、自然と同じ人物になれていたんだと分かった。素敵な大人の杏になっていて、すごく嬉しかった」(夏帆)と、互いを絶賛しあって笑顔を見せた。
その後、舞台挨拶には2人ともワンピース姿で登場し、集った観客を前に「誰もが1度は経験したことのある、ちょっと甘酸っぱい気持ちになれる、しかも見終わった後には爽快な気持ちになって、忘れていたものを思い出させてくれる、そんな作品です」(松下)、「原作を読んでいたし、すごく人気があるのも知っていたので、皆さんの中に杏のイメージが出来ているんじゃないかと不安でした。でも、すごく楽しく撮影ができて、自分なりの杏をやりきれた気がします」(夏帆)と、それぞれアピールに務めた。
「砂時計」は4月26日より全国公開。
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