コーエン兄弟がピュリッツァー賞作家M・シェイボンの小説を映画化!
2008年2月14日 12:00

[映画.com ニュース] ピュリッツァー賞作家コーマック・マッカーシーの「血と暴力の国」を映画化したアカデミー作品賞候補作「ノーカントリー」(3月15日日本公開)の監督兼脚本家であるジョエル&イーサン・コーエン兄弟、製作者のスコット・ルーディンのトリオが、再びピュリッツァー賞作家の原作に挑むことになった。
その原作は、07年にベストセラーとなったマイケル・シェイボン(「ワンダー・ボーイズ」原作者)のミステリー小説「The Yiddish Policemen's Union」(“ユダヤ人警察連合”の意)。コロンビア映画が映画化権を獲得したものだ。
物語の背景は、イスラエル建国失敗後、ホロコーストを逃れたユダヤ人難民はアラスカに居住して200万人都市“シトカ”を建設したという風刺精神あふれるフィクション。その大都市で、ミステリアスな殺人事件が起こる。飲んだくれの殺人課刑事は、ヘロイン中毒の青年が殺されたその事件をノワールタッチで追うが、その男はチェスの天才で、“救世主”になるべき存在だったことを知る。
なお、コーエン兄弟は現在、ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、フランシス・マクドーマンド共演の「Burn After Reading」(9月全米公開)をポストプロダクション中。その後撮影に入るワーキング・タイトル&フォーカス・フィーチャーズ製作の「ファーゴ」風ダークコメディ「The Serious Man」(内容、キャストは未発表)が終了次第、同作の脚本作業に入るという。
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