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何と言っているかは秘密!「アドリブ・ナイト」ハン・ヒョジュからの挑戦状

2008年2月6日 12:00

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アブない人にはついていかないように…
アブない人にはついていかないように…

[映画.com ニュース] デビュー作「チャーミング・ガール」で、一躍韓国映画界に頭角を表し、“第2のキム・ギドク”と評判のイ・ユンギ監督が、平安寿子の短編小説を映画化した「アドリブ・ナイト」。今週末に公開を迎える本作について、来日した主演のハン・ヒョジュに話を聞いた。

映画は、父親が危篤だという少女・ミョンウンに間違われたことから、ミョンウンの身代わりとして、その死に目に立ち会うことになってしまう女性の一夜を描いたもの。人気TVシリーズ「春のワルツ」(「冬のソナタ」を含む“四季シリーズ”の最終章)でヒロイン役に抜擢され、日本でも人気のヒョジュだが、本作ではドラマの明るい役どころとは一転、陰のある女性を演じて強い印象を残している。

撮影中、タイトルを地でいくようにアドリブが飛び交っていたという現場で、どのようなアドリブを披露したのか尋ねてみると、「私自身はセリフが少なく、感情を抑えなければならなかったので、流れを壊さないようにアドリブは極力抑えました。でも、他の方はアドリブが本当に多くて、(ミョンウンの叔父役の)キム・ジュンギさんなどは、アドリブで突然叩かれて驚いていましたよ(笑)」と、思い出し笑いをしながら撮影中のエピソードを明かした。

映画は人違いから始まる物語だが、「私自身は誰かに間違われたり、間違えたこともないです」とヒョジュ。「でも、私は優柔不断なところがあるので、もし同じ目にあったら断ることは出来ないかも。一度だけ、『あなたは“気”を信じますか?』という勧誘にあい、ついて行ったこともあるので」

そんな彼女の印象的なシーンのひとつに、ミョンウンの父親の耳元で何かを囁くシーンがある。「あれは、韓国の人にも分からないように作ってあって、韓国でも『何と言ってるの?』とよく質問されました。映画の中では、『ごめんなさいと言った』と説明しているんですが、本当かどうかは秘密です(笑)」と、意味深に微笑んだ。彼女が何を思い、何と囁いたのか? 想像しながら見てほしい。

アドリブ・ナイト」は2月9日より公開。

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