「結婚しようよ」初日。拓郎は「ドキドキで見に行く勇気ありません」
2008年2月4日 12:00

[映画.com ニュース] 1970年代、フォーク全盛期の吉田拓郎のヒット曲にのせ、家族の絆を描いた「結婚しようよ」の初日舞台挨拶が2月2日、東京・東銀座の東劇にて行われた。登壇したのは佐々部清監督以下、主演の三宅裕司、共演の真野響子、藤澤恵麻、AYAKO(中ノ森BAND)、金井勇太、松方弘樹、入江若葉、岩城滉一、モト冬樹ら。
同作の主人公は、家族揃っての夕食が生き甲斐のサラリーマン、卓(三宅)。大学生時代にミュージシャンを志していた卓だったが、夢を諦め同級生の幸子と結婚。女子大生の長女、詩織とプロ歌手を夢見る次女の歌織と共に幸せに暮らしていた。だが、長女に恋人ができ、次女がバンド活動に熱を入れ出したことから家族関係に変化が生じ始める……。
イベント冒頭、「結婚しようよ」をBGMに、燕尾服姿の三宅とウエディングドレスの藤澤が、劇場内につくられたバージンロードを歩いて登場。映画のラストでも描かれる結婚式を劇場に移した演出に「父親というより恋人と歩いた気分。実生活でも娘が20歳なので予行演習になりました」(三宅)、「映画の中でも愛情深いお父さん。今日も半ば本当のお父さんと歩いてるみたいだった」(藤澤)と撮影時以来の“2度目の結婚式”を終えた感想を語った。また、20歳の頃から“いつか全編、吉田拓郎の曲が流れる映画を撮る!”と決めていたほど拓郎ファンの佐々部監督は、クランクインの際、出演者に「撮影中だけでも、拓郎さんを大好きになって欲しい」とCDやDVDを貸し出していたそうで「みなさん大好きになってくれて、その熱が画面からも伝わっていると思います」と感慨深け。
最後には、病気療養中の拓郎からのメッセージが三宅を通じて読み上げられ「出演してるわけでもないのにドキドキしています。いまだに見に行く勇気がありません。子供たち(楽曲)の晴れ姿を是非見てください」との言葉に、場内からは割れんばかりの拍手が送られた。
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