ジョニー・デップが、死亡したヒース・レジャーの代役に?
2008年1月28日 12:00

[映画.com ニュース] 英ゴシップ紙サンの報道によれば、ジョニー・デップが、1月22日ヒース・レジャーが急死したため一旦は製作中止に追い込まれたテリー・ギリアム監督の新作ファンタジー映画「The Imaginarium of Doctor Parnassus」のピンチヒッターになるかもしれない。ギリアム監督は、デップをレジャーの代役に立てて、製作を続行させることを決意したそうだ。
同紙へのスタジオ関係者の発言によれば、「ヒースが魔法の鏡を通り抜けるシーンがあるんだ。彼はそうして別のキャラクターに変化するんだが、そこにデップが登場するわけだ」。本作は奇妙でファンタジックなタイムトラベル映画であり、ヒースが演じていた役の見た目が変わることに問題はなく、その役は(観客の)心に焼き付く役になるという。「デップのスケジュールはちょうど空いているし、誰もが皆、役を引き受けてくれることを祈っている」と語っている。本作でのレジャーの撮影は2カ月分残っていたそうだ。
デップは、アメリカ脚本家組合(WGA)ストライキの影響で、「シャンタラム(Shantaram)」(ミラ・ナイール監督)と「ラム・ダイアリー(The Rum Diary)」(ブルース・ロビンソン監督、原作ハンター・S・トンプソン)という2本の主演作が製作延期になり、さらにマイケル・マン監督が犯罪王ジョン・デリンジャーを描くユニバーサル映画「パブリック・エナミーズ(Pubric Enemies)」が3月撮影開始予定と、それまでスケジュールは確かに空いている。
デップは、ギリアム監督と「ラスベガスをやっつけろ」(98)というコンビ作があり、同監督の大ファン。現在になって再映画化の噂もある「ドン・キホーテを殺した男」(00年製作中止に)でも組んだ仲である。ギリアム監督が見舞われた2度目の窮地を救えるのはデップしかいないようだ。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
星と月は天の穴
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」 些細な口論が…まさか 異常事態を総力取材
提供:ハピネットファントム・スタジオ