最終作「ハリー・ポッターと死の秘宝」映画版は2部作に?英紙伝える
2008年1月16日 12:00
[映画.com ニュース] 英タブロイド紙メール・オン・サンデーが、“ハリー・ポッター”シリーズ第7作「ハリー・ポッターと死の秘宝」が映画版では2部作になるとの噂を報じた。
この報道を受けて、英映画誌エンパイアが、“ハリー・ポッター”シリーズの製作・配給を手がけるワーナー・ブラザースに確認を取ったところ、「『ハリー・ポッターと死の秘宝』に関しては、いかなる決断も下されていません」と返答があったという。
同スタジオは、シリーズ第6作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を製作中であり、第7作の脚本は第5作「不死鳥の騎士団」を除く全作品を手がけてきたスティーブ・クローブスが脚色する予定だが、昨年11月からの米脚本家組合(WGA)のストライキの影響で、作業がストップ。脚本はまだ1文字も存在していないという。
エンパイア誌は、メール・オン・サンデー紙の報道を根も葉もない噂にすぎない、と結論づけながらも、「ハリー・ポッターと死の秘宝」の壮大な物語は大幅な省略なしに2時間半以内の長さに映画化するのは至難の業であり、2部作にするのは悪くないアイデアだ、としている。
第7作の監督に関しては、「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督など有名な監督たちが意欲を見せているが、その監督選びともども今後の展開から目が離せない。