「ファイト・クラブ」がミュージカル化!?D・フィンチャー監督が明かす
2008年1月10日 12:00
[映画.com ニュース] 「セブン」や「ファイト・クラブ」で知られるデビッド・フィンチャー監督が、このほど米MTVニュースのインタビューに答え、「ファイト・クラブ」製作10周年を迎える09年に、ブロードウェイでミュージカル化する構想があることを明かし、「いいアイデアだと思うんだ」と語った。また、同作の原作者チャック・パラチュークのホラー小説「ララバイ」(ハヤカワ・ノベルズ)の映画化にも興味があるという。
ブラッド・ピットがタイトルロールを演じる文豪F・スコット・フィッツジェラルドの同名短編小説の映画化となるドラマ「The Curious Case of Benjamin Button(ベンジャミン・ボタンのおかしな事件)」(11月全米公開)は現在、視覚効果の仕上げの最中で、2時間強までカットするという。「男(ブラッド・ピット)と、彼が全人生の中で出会い、彼がさよならを言って死に別れる人々」との物語だそうだ。さらに、ピットとは、パラマウント映画とピットの製作プロ“プランB”が共同製作する、孤独な殺し屋を主人公にした仏製グラフィックノベルの「The Killer」の企画も進行中とのこと。ただし、監督するかどうかは「分からない」という。
また、モーガン・フリーマン主演で09年の完成を目指すアーサー・C・クラークのSF小説「宇宙のランデヴー」(ハヤカワ文庫SF)の映画化企画「Rendezvous With Rama」も控える。「脚本を待っている段階」らしく、プロデューサーのロリ・マクリアリーとモーガンが脚本化を進めているという。SF映画に執着があるのは「エイリアン3」を降板したことも大きいという。実は007映画を監督しそうになった時期が一度あり、ピアース・ブロスナンがジェームズ・ボンド役に決定する直前に打診があったが、「『エイリアン3』の問題でこじれてしまった」と明かした。
グラフィックノベルではもう1本、「Torso: A True Crime Graphic Novel(トルソ)」の映画化にも着手しているという。物語はエリオット・ネス率いる“アンタッチャブル”と犯罪王アル・カポネの闘いを描くもので、「『セブン』よりも『市民ケーン』的手法」で映画化するという。「アーレン・クルーガー(『ザ・リング』『ブラザーズ・グリム』)の脚本がいい出来なんだ。(ネス役に)マット・デイモンはどうだろう」

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