謎のモンスター映画「クローバーフィールド」のM・リーブス監督が初告白!
2007年12月28日 12:00
[映画.com ニュース] J・J・エイブラムスがプロデュースする謎のモンスター映画「クローバーフィールド」の全米公開を数週間後に控え、監督のマット・リーブス(「フェリシティの青春」)がAin't It Cool Newsの取材に応じた。
モンスターの正体については口を固く閉ざしたものの、「『ゴジラ』が原爆やその恐怖のメタファーであったように、現代の恐怖を象徴したモンスターを登場させようと思った」と、巨大モンスターの起源について明言。
また、「フェリシティの青春」で共同クリエイターを務めたエイブラムスから監督のオファーをされた時、映画のあまりのスケールの大きさに、「VFXなんて一度もやったことがない」と狼狽したことを告白。しかし、「モンスターを描くだけの監督だったら、たくさんの候補がいる。でも、キャラクター重視でリアリズムを追求したキミのスタイルに興味があるんだ」と口説かれて、オファーを承諾した経緯を明らかにした。
手持ちカメラによるドキュメンタリー手法については、「とてつもなくスケールの大きな出来事を、いかにして親密に描くか」考えた上での選択だとか。
現在、リーブス監督はサウンドミックスと色調整の真っ最中だという。「クローバーフィールド」の全米公開は来年1月18日だ。