子役から今や個性派女優に!クリスティーナ・リッチ、14年ぶり来日
2007年12月20日 12:00

[映画.com ニュース] 女優クリスティーナ・リッチが、主演作「ペネロピ」(マーク・パランスキー監督)のプロモーションのため来日し、12月19日、東京・銀座のホテル西洋銀座で記者会見を開いた。
80年生まれのリッチは、10歳の時に「恋する人魚たち」(90)でデビューし、「アダムス・ファミリー」(91)、「アダムス・ファミリー2」(93)で演じたお化けファミリーの少女ウェンズデー役で一躍人気子役に。以来、「バッファロー'66」(98)、「モンスター」(03)、「ブラック・スネーク・モーン」(06)など、個性的な作品や役柄で活躍。27歳にして、芸歴17年のベテラン女優だ。来日は本人曰く「14年ぶり3度目」ということで、「東京は変化の速い街だと聞いているから、どれだけ変わっているか楽しみ」と笑顔で挨拶した。
「ペネロピ」は、先祖がかけられた呪いの影響で豚の鼻と耳を持って生まれた少女が、周囲の好奇の視線をよそに、自ら運命を切り開いていく様子をファンタジックに描いたラブストーリー。
タイトルロールのペネロピ役を演じるリッチは、登場シーンのほとんどを豚の鼻をつけて演じるという挑戦的な役どころだが、「ファニーで賢い彼女のキャラクターに惹かれたし、女性に対して“ありのままの自分を愛する”という力強くて前向きなメッセージを伝えることができる作品だから」と出演を決めた理由を明かし、「誰でも大なり小なりコンプレックスを抱えていると思うけれど、それに捕われたら人生楽しめないわ」と説いた。
また、子役から着実にキャリアを伸ばしている彼女は、「私が10代の頃は、今ほど俳優の私生活を追い回されることはなかったから、普通に成長することが出来た。今では、大人の俳優でも、スーパーに買い物に行くのに格好を気にしなくちゃならない。タフな時代だと思うわ」と、自らの子役時代を振り返りながら話し、今後については「この映画のような、若い女の子の良いモデルになれる作品に出ていきたい」と語る一方、「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟の監督最新作「スピード・レーサー」(08年7月5日日本公開)の撮影に参加したことで、「アクションにも挑戦してみたくなったわ」と語っていた。
「ペネロピ」は08年2月下旬ロードショー。
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