小栗旬「理想の父は自分の父」。「サーフズ・アップ」初日挨拶
2007年12月17日 12:00

[映画.com ニュース] ペンギン・サーファーたちの活躍を驚異的なCG映像で描いた長編アニメ「サーフズ・アップ」が12月15日に公開初日を迎え、東京・日比谷スカラ座で日本語吹替版の声優を務めた小栗旬、マイク眞木、山田優が舞台挨拶を行った。
本作は、“アニメ映画のアカデミー賞”として知られる本年度アニー賞(発表は08年2月8日)で、作品・監督・特殊効果賞など9部門10ノミネートを受けたフルCGアニメーション映画。 伝説のサーファー“ビッグZ”に憧れるイワトビペンギンの新人サーファー、コディ(声:小栗旬)がサーフィン・ワールドカップに出場するため、故郷の南極から旅立ち、戦いの舞台ペングー・アイランドへやって来る。大会9連覇を誇るコウテイペンギンのタンクが彼の前に立ちはだかる中、コディは、心優しい女性ライフガードのラニ(声:山田優)、隠遁生活を送る老プロサーファーのギーク(声:マイク眞木)との出会いをバネに、世界チャンピオンの栄光を目指す。
観客全員が海をイメージした青い紙でウェーブを作って出迎える中、小栗が姿を見せると、客席を埋め尽くした女性ファンから大歓声が沸き起こった。小栗は最初の挨拶もそこそこに「もう1回やってもらっていいですか?」とウェーブをリクエストし、会場の雰囲気を大いに盛り上げた。
小栗は、夢を実現する方法について「たとえ失敗しても、とことんくじけてから復活すればいい」と演じたコディになぞらえてコメント。また、眞木が演じるビッグZを父のように慕う役柄だが、「マイクさんのようなお父さんはカッコいい」と語り、「僕の理想の父親像は自分の父。すごく尊敬している。年末年始は一緒に熱燗でも飲みながらおせちを食べたい」と話し、親想いな素顔を垣間見せた。
一方、サーファーの真木蔵人の父でもあるマイク眞木は「いくつになっても子供と一緒に遊べるオヤジでいたい」と語り、「オレと同じ世代の、古い、年取ったサーファー(笑)が見ると面白い」と、本作の目玉であるサーフィーン・バトルを賞賛。山田も「シュールな笑いがあり大人も楽しめる」とアピールした。
最後に小栗が「自然と一体になる感覚が素晴らしく、ホットな気分になれて、寒い冬を吹っ飛ばす熱い映画」と笑顔で挨拶を締めくくると、会場は再び黄色い歓声と大きな拍手に包まれた。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)