「ミッドナイトイーグル」の吉田栄作が、雪国新潟へ熱いメッセージを配達
2007年12月6日 12:00
[映画.com ニュース] 現在公開中の山岳アクション大作「ミッドナイトイーグル」に出演する吉田栄作が、12月5日、新潟のユナイテッドシネマ新潟で開催された舞台挨拶つき上映会に出席した。
本作は、高嶋哲夫原作の同名ベストセラー小説を映画化したもので、北アルプスで忽然と姿を消したステルス型戦略爆撃機、通称“ミッドナイトイーグル”に搭載されていた特殊爆弾をめぐって、雪山で死闘を繰り広げる男たちの姿を描く。主人公の報道カメラマンに大沢たかお、週刊誌記者役に竹内結子、吉田は自衛隊員役に扮している。
ロケが新潟で行われたこともあり、去る7月の新潟県中越沖地震の被災地に強い思い入れを持つ吉田の提案で、限定商品「ネスレキットカット ミッドナイトイーグル」の売上から100万円、映画関連グッズの売上の一部、そして東京・神戸でのチャリティ試写会の募金を合わせて、日本赤十字社を通じて新潟の被災者に寄付することが決定している。
先月20日に行われた神戸でのチャリティ試写会では、新潟の被災者に向けた熱い応援メッセージが300通以上集まり、今回、吉田がそれらを携えて新潟を訪問。満員の観客で埋め尽くされた会場で、吉田は「昨日、この映画のロケをした津南町に行って、撮影のお礼を言ってきました。津南町は既に雪が積もり、撮影時と同じ雰囲気で嬉しかったです。今年の夏に地震があった時は、撮影時にお世話になった旅館に電話をするなど状況を心配していました」と新潟への想いを語り、「この映画は愛する人を守るというテーマ。そのことを考えながら見てください」とアピールした。
神戸からのメッセージは吉田からの激励文とともに、ユナイテッドシネマ新潟のロビーに掲出される。