「デスノート」スピンオフ、松山ケンイチ主演の「L」がクランクアップ!
2007年11月1日 12:00

[映画.com ニュース] 映画版「デスノート」の連作で人気を博した、松山ケンイチ演じる天才探偵“L”が主人公となったスピンオフ作品「L change the WorLd」が先ごろクランクアップ。これを記念して、10月31日に東京・内幸町のワーナー・ブラザース本社にて会見が行われ、松山ケンイチ、福田麻由子、南原清隆(ウッチャンナンチャン)、中田秀夫監督が登壇した。
本作はこれまで、Lが主人公であること以外の詳細は伏せられていたが、会場では11月3日から全国の劇場で上映される予告編も初披露。「デスノート the Last name」では、夜神月=キラ(藤原竜也)との対決に決着をつけるために、自ら悲壮な決断を下したLだが、本作では、その決断から彼が最期の時を迎えるまでの23日間を追い、タイで起こったバイオテロ事件の解決に奔走する姿を描く。
主演の松山は撮影を終えて、「前のLよりもLらしく、深く掘り下げて演じられたと思う」と満足気に挨拶。「本来は自ら動くことが少ないLが、今回は外に出てたくさん動く。そこが難しいところで、Lだったら“これはする”“これはしない”と監督とよく話し合いながら、(Lのキャラクター設定が)ブレないように進めていった」と役作りについて語った。
共演の福田は、事件の重要な鍵を握る少女役で、父親を殺されて復讐心を抱いているという役柄のため「シリアスで重いシーンが多くて大変だった」と感想を述べた。また、Lと行動を共にするFBI捜査官を演じる南原は「キレ者捜査官のつもりでいたんですが、演じていたら(「ルパン三世」の)銭形警部みたいになってしまった(笑)」と、お笑いタレントらしくコミカルな役回りも担っているようだ。
本家「デスノート」の金子修介からメガホンを引き継いだ中田監督は、「ハリウッド映画のような迫力を持たせたいと頑張った」と、タイのロケでは本物の村を建造し、それを丸ごと爆破したり、本物のジャンボジェット機を使用するなど、スケール感あふれる映像作りにこだわったそう。一方で監督は、「Lがママチャリに乗ってるシーン」がお気に入りのようで、「映画の中核になるショットだと思います」と意味深コメント。一体どのようなシーンなのかは、映画の完成を待つしかない。
「L change the WorLd」は08年2月9日、日本・香港・台湾・韓国で同時公開。
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