「ダ・ヴィンチ・コード」に続き「天使と悪魔」、来年2月撮影開始!
2007年10月29日 12:00

[映画.com ニュース] 「ダ・ヴィンチ・コード」の作者、ダン・ブラウン原作となる「天使と悪魔」映画版の撮影が、08年2月にヨーロッパでスタートされることが米バラエティ紙で報じられた。全米公開は09年夏の予定。
前作に続き、トム・ハンクスがハーバード大学教授、ロバート・ラングドンを演じ、ロン・ハワード監督と再タッグを組む。脚本も前作と同じアキバ・ゴールズマンで、米脚本家組合(WGA)のストライキのデッドラインである11月1日までに最終稿が完成される予定だという。共演者のキャスティングはその完成稿を待って進められるとのこと。
ダン・ブラウンによる「天使と悪魔」の原作小説は「ダ・ヴィンチ・コード」の前に出版されたもので、ラングドン教授はバチカン市国と英エジンバラを旅して、ある変死体の胸に焼印として押されていた秘密結社イルミナティの紋章の謎に挑戦。その事件の背後にある新たな教皇の選挙(コンクラーベ)をめぐるバチカンの陰謀をも解き明かす。「ダ・ヴィンチ・コード」は批評家たちの間で不評だったが、全世界で7億5800万ドル(約871億7000万ドル)の興収を上げ世界的な大ヒット作となった。製作スタジオ、コロンビア・ピクチャーズは、「ダ・ヴィンチ・コード」の映画化権取得の際、「天使と悪魔」の権利も併せて取得していたと観測されている。
なお、現在ピーター・モーガン脚本の「フロスト/ニクソン」を撮影中のハワード監督は、並行して「天使と悪魔」の製作準備を進めることになるという。
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