宮崎あおい、熱くて濃い男たちに囲まれ「楽しくてワクワク」
2007年10月23日 12:00

[映画.com ニュース] 宮崎あおいがヒロインを務め、第20回東京国際映画祭のコンペティション部門に日本映画として唯一出品された「ハブと拳骨」(中井庸友監督)が、10月22日、渋谷・Bunkamuraシアターコクーンで上映され、宮崎ほか主演の尚玄、虎牙光揮らが舞台挨拶と記者会見を行った。
「ハブと拳骨」は60年代後半、アメリカ軍占領下の沖縄を舞台に、主人公・良(尚玄)の母カミィ(石田えり)が孤児の銀(虎牙)と杏(宮崎)の兄妹を引き取り、4人が家族となって混沌とした時代を生き抜くさまを描いたドラマ。
尚玄、虎牙をはじめ、登壇した中井監督やプロデューサーなど男性陣が揃って黒ずくめの衣装でいかつい雰囲気を醸し出す中、母役の石田が不在で、一人可憐に華を添えた紅一点の宮崎は「皆さんキャラが濃いので、その中にいられるのがなんか楽しくてワクワクする感じです」と挨拶。「男の熱さというものが、出そうとしなくても出てくる人たちで、その“熱”が映画の中にも出ていると思う。私は女の子で妹役だし、逆にそうではない部分を出すのが役割だと思った」と撮影時を振り返った。
家族や兄弟の熱い絆を描いた本作だが、虎牙は「1カ月間の撮影中、同じ釜の飯を食べ、まるで本当の家族のようだった」と振り返り、尚玄も「初主演作だったけど、スタッフ、キャストに支えられ、今この場にいられることが感無量です」と述べ、映画同様、現場も人の熱い絆を感じさせるものだったようだ。
「ハブと拳骨」は08年初夏に劇場公開予定。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

アマチュア
【最愛の妻がテロリストに殺された――】殺しの経験ゼロ、しかし“最高の頭脳を持つ男”の復讐が始まる
提供:ディズニー

HERE 時を越えて
【何だこのすごい映画は!?】まるで動かない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 ラストの多幸感よ…
提供:キノフィルムズ

異常者×異常者×異常者…
【イカれた映画を紹介するぜ!】命令無視の異常者チームが無許可で大暴れ! ぶっ刺さる一作!
提供:KADOKAWA

絶対に絶対に絶対に“超ネタバレ厳禁”
【涙腺崩壊、感情がぐちゃぐちゃで大変】早く話したいから、お願いだから、みんな早く観てほしい。
提供:リトルモア

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI