ワーナー社長がバラエティ紙で反論!「女性主演の映画を避けていない」
2007年10月12日 12:00

[映画.com ニュース] 「もう女性向け映画は作らない!」と女性差別発言をしたとしてバッシングを浴びているワーナー・ブラザース映画の製作部社長が、米バラエティ紙の紙面で反論した。
事の発端は、ロサンゼルス最大の発行部数を誇るフリーペーパー、LAウィークリーの記者ニッキ・フィンケが自身のブログDeadline Hollywood Dailyに書いた記事だった。その中で、ジョディ・フォスター主演の「ブレイブ ワン」、ニコール・キッドマン主演の「インベージョン」と、アカデミー主演女優賞受賞者の主演作が、全米ボックスオフィス成績で期待を下回る結果に終わったことを受けて、ワーナー・ブラザース映画製作部門のジェフ・ロビノフ社長が「今後は女性を主役にした映画は作らない」と発言した、と同社長に近いプロデューサー3名の証言として記した。
だが、「これは全くのデタラメだ」と同社長が映画業界紙バラエティで反論した。同紙によると、ロビノフ社長率いるワーナー・ブラザース映画製作部は現在、キャメロン・ディアス主演作の最終交渉中らしい。さらに、直前にもピーター・ジャクソン監督作「ラブリー・ボーン」や映画版「セックス・アンド・ザ・シティ」の獲得に動いた経緯があり(前者はドリームワークス、後者はニューラインが配給権を獲得)、“女性映画を避けていない”ことが分かるだろうと主張している。
ロビノフ社長は、多くの映画ファンに見てもらえるような、女性が主役のアクションを作るのは難しいとしながらも、それでもなお、女優スターをアクション映画のタイトルロールにする意志はあると言う。「しかし、満足のいく映画にするためには、最適な俳優と最適な映画作家によって、最適なタイミングで作らなければならない」と同紙で語っている。
この記事を受けたフィンケ氏は自身のブログで、ワーナー内部から伝えられた情報として、「ロビノフは現在、3本を製作中で、6本を製作準備中だが、女性が主役の映画は1本もない」と綴っている。
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