“このミス”大賞作「チーム・バチスタの栄光」が竹内結子主演で映画化
2007年10月3日 12:00

[映画.com ニュース] 06年の第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞したベストセラー小説「チーム・バチスタの栄光」(宝島社)を、東宝が竹内結子(「サイドカーに犬」「クローズド・ノート」)を主演に迎え、映画化することが明らかになった。
原作は、現役医師・海堂尊(かいどうたける)の本格医療ミステリー(発行部数28万部突破)。難易度の高い拡張型心筋症の心臓手術“バチスタ手術”で100%の成功率を誇っていた大学病院で、3例連続して術中死が起きる。その原因究明のため内部調査を任された“チーム・バチスタ”の医師・田口と、厚生省から派遣された役人・白鳥が絶妙なコンビネーションで完全犯罪を暴くさまをリアルかつユーモラスに描く。
原作では40代の男性だった主人公・田口が、映画版では女性に変更。竹内が初の女医役に挑む。また、風変わりな相棒・白鳥の役を阿部寛が演じる。
映画会社、TV局など25社以上が原作の映像化権をめぐって争奪戦を繰り広げた話題作だけに、主演を務める竹内は「今からワクワクしています。皆さんに楽しんでいただける作品になるよう精一杯演じたいと思います」と気合い十分。阿部も「ものすごく人気のある原作なので、緊張しております」とコメントを寄せている。
監督は、本作同様に伊坂幸太郎のベストセラー小説「アヒルと鴨のコインロッカー」を映画化し大ヒットさせた中村義洋が務める。「チーム・バチスタの栄光」は08年2月9日、全国東宝系にてロードショー。
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