YOSHIKIのイメージは白いピアノ?「カタコンベ」の監督に聞く
2007年10月2日 12:00

[映画.com ニュース] 元X-JAPANのYOSHIKIがメインテーマソングを作曲し、ハリウッドデビューを飾ったことでも話題のホラー「カタコンベ」。本作で、トム・コーカーと共同で監督・脚本を手掛け、脚本家(「フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い」)から監督デビューを果たしたデビッド・エリオットに話を聞いた。
知人の音楽アドバイザーを通して紹介されたYOSHIKIについては当初、「白いグランドピアノを弾いているような、クラシック音楽のイメージがあった」というエリオット監督。ところが、上がってきたハードロック・テイストな旋律を含む楽曲はまさに「ドンピシャだった」とか。「エンディング・テーマだけの予定が、オープニングにも使うことになったんだ」と起用の経緯を語った。
「カタコンベ」は、「ソウ」シリーズの製作チームであるライオンズ・ゲートとツイステッド・ピクチャーズが、パリの地下に実在する巨大墓地カタコンベを舞台に、そこに迷い込んだアメリカ人女性が体験する恐怖を描いたサスペンスホラー。シャニン・ソサモン(「悪霊喰」「ホリデイ」)演じる主人公をカタコンベの過激なダンスパーティへ誘う姉役として、グラミー賞アーティスト“P!NK”ことアリシア・ムーアが出演していることでも話題を集めている。
「プラネット・テラー」のステイシー・ファーガソン(ファーギー)や「消えた天使」のアブリル・ラビーンなど、最近のホラー映画やサスペンス映画に出演した女性アーティストは“ひどい目に遭う”のがほぼ常。本作のアリシア・ムーアも例外ではない。
エリオット監督は「今のハリウッドでは、女性で“いい役”というのは本当に少ないんだ。もはや“ブランド”と言ってもいい彼女たちでさえ、いい役はキャリアのある本業の女優に持って行かれているのが現状だろうね」と説明しつつ、「カタコンベへの案内役であり、物語の重要なパートを担うキャラクターを演じたアリシアは、女優としても本当に素晴らしかったよ」と話してくれた。
「カタコンベ」は10月6日よりロードショー。
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