スコセッシ監督がジョージ・ハリスンのドキュメンタリー映画製作へ!
2007年9月28日 12:00

[映画.com ニュース] マーティン・スコセッシ監督が、元ビートルズのジョージ・ハリスン(1943~2001)の人生を綴ったドキュメンタリー映画を製作・監督することになった(タイトルは未定)。
米バラエティ紙によると同作は、ビートルズのギタリストとして名声を得、その後ソロ・ギタリストとしても脚光を浴びたハリスンの音楽的キャリアとともに、「モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン」(テリー・ジョーンズ監督)や「バンデッドQ」(テリー・ギリアム監督)を手掛けた映画プロデューサーとしての足跡もたどるという。「クンドゥン」を手掛けたスコセッシ監督は、東洋思想へ傾倒していったハリスンの精神世界にも焦点を当てるようだ。
なお、同監督が現在編集中の、ローリング・ストーンズのコンサート・ドキュメンタリー映画「シャイン・ア・ライト(Shine a Light)」同様に、劇場公開用映画となる。ハリスンの遺族から相当数の貴重な映像資料が提出されるようで、今年の年末から製作がスタートされるが、完成には数年を要する見込み。
ビートルズ・ファンには楽しみなポール・マッカートニーやリンゴ・スターへのインタビューはもちろん行われる予定。また74年に結婚、肺ガンによりジョージが58歳で亡くなった01年まで伴侶だった未亡人オリビア・ハリスンの証言も収められる。
プロデューサーは、スコセッシ、未亡人オリビア、ナイジェル・シンクレア(ザ・フーのロジャー・ダルドリー&ピート・タウンゼントのパートナー)。編集は、「ボブ・ディラン/ノー・ディレクション・ホーム」を手掛けたデビッド・テデスキが務める。
スコセッシ監督は「ジョージ・ハリスンの音楽と彼の精神性への探求をたどるストーリーは今日でも共鳴するだろう。より深く掘り下げるのが楽しみだ」と同紙に抱負を寄せている。
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