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迫力映像に染五郎が自画自賛!ゲキ×シネ「朧の森に棲む鬼」

2007年8月22日 12:00

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(左から)いのうえひでのり、真木よう子、市川染五郎、阿部サダヲ
(左から)いのうえひでのり、真木よう子、市川染五郎、阿部サダヲ

[映画.com ニュース] 演劇の映像を映画館で上映する新感覚エンタテインメント「ゲキ×シネ」。シリーズ第5弾となる最新作「朧の森に棲む鬼」は、今年の新橋演舞場正月興行として、歌舞伎役者・市川染五郎が主演した劇団☆新感線の同名舞台を映像化した作品だ。8月21日、本作の完成披露試写会が東京・新宿の新宿バルト9にて行われ、上映前に市川染五郎阿部サダヲ真木よう子、演出のいのうえひでのりが舞台挨拶を行った。

15台のデジタルシネマカメラで最新の収録・編集技術を駆使しているとあって、はじめに上映された予告編でも、市川ら出演者が様々なアングルから迫力の映像で捉えられている。劇中で、王座を狙う野心に満ちた主人公ライを演じた演じた市川も、「(映像を見て)かっこいい、僕!と思いました(笑)」と自画自賛し、「舞台作品だが“映画”として楽しめるものに仕上がってます」と、本作の出来に大満足の様子だ。ライの弟分キンタを演じた阿部は、「僕は撮影の時にいつも刀を落としてました。映像で確認できるので是非チェックしてみて」と珍エピソードを告白。前半部分で落としたとのことなので、気になる方は劇場でご確認を。

演出を手掛けたいのうえは、「舞台では見ることが出来ないキャストの表情が映っていて、それは(演出した)僕ですら知らない映像です。また、ゲキ×シネも5作目を迎え、過去作品と比べクオリティが上がったので、普通の映画と錯覚するほどのものになっています」と自信をのぞかせた。

「朧の森に棲む鬼」は10月6日より、新宿バルト9ほか全国17スクリーンでロードショー。

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