人生を変える料理の極意を「厨房で逢いましょう」監督&シェフが語る
2007年8月21日 12:00

[映画.com ニュース] 変わり者だが料理の腕前は超一流のシェフ、グレゴアが、平凡な主婦エデンに恋をした。彼女への想いは料理に注がれ、それは店の客の舌と心をもとろけさせていく――。見る人の胃袋を刺激する数々の料理が散りばられた大人の恋物語「厨房で逢いましょう」が、間もなく公開される。PRで来日したドイツ人監督ミヒャエル・ホーフマンと、劇中で人々を魅了する“エロチック・キュイジーヌ=官能料理”を手がけたシェフのフランク・エーラー氏に話を聞いた。
主人公グレゴアが振舞う料理は、エデンに「あなたの料理で人生が変わった」と言わしめるほどの感動を与える。ホーフマン監督自身にもそういった経験があるのか聞くと、「僕も最初は半信半疑だったんだ。ところが、この映画に参加してもらうシェフを捜して、いくつもレストランを食べ歩いた末に、フランクの料理に出会い、そのあまりの美味しさに感動して何も言葉が出なかったよ。この時初めて“美味しい料理が人生を変える”という意味が理解できた。料理は数少ない“お金で買える幸せ”なんだと実感したよ」と、隣に座るドイツ屈指のシェフの腕前を賞賛。
その監督からラブコールを受けて、料理の監修を任されたエーラー氏に、料理を美味しく見せるためにどんな工夫を施したかたずねると、「加工は一切行ってないよ。その料理の雰囲気を大事にしたかったから、出来上がるとすぐ映像に撮ってもらったんだ」とのこと。“エロチック・キュイジーヌ”の創作については、「監督からアイデアを出されたのではなく、全て自由に作らせてもらった。“何を作るか”よりも、食材をどう扱いどう作っていくかという“所作としての料理”が重要だったんだ」と撮影を振り返った。すると横から監督が「撮影が終わった料理は、僕たちスタッフが全部平らげたよ(笑)」と料理撮影の楽しさを喜色満面に語ってくれた。
「厨房で逢いましょう」は8月25日よりロードショー。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

“ハリポタファン”に熱烈に推したい
【夢のような空間がここにある】GWにぜひ堪能してほしい特別な体験【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

地上波では絶対ムリな超過激作
【超暴力的・コンプラガン無視!】狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!【敵の事務所にロケットランチャー】
提供:DMM TV

“最高&最幸”の一作!
【過去最高の評価!最も泣いた!】ありがとう、そして…さようなら!? 結末は絶対に観て…!
提供:キノフィルムズ

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

サメ!ゾンビ!ガメラ!
【狂った名作・怪作が無料大量放送】人類終了のお知らせ! ありがとう“GWの夜”が決まった
提供:BS12

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった】そして、この映画で人生がレベルアップする【息つく間もない“楽しさ”連続】
提供:ワーナー・ブラザース映画

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?!?
【尋常じゃなく面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー