小林政広監督作「愛の予感」、ロカルノ映画祭グランプリ受賞!
2007年8月13日 12:00
[映画.com ニュース] 曽利文彦監督の3DCGアニメ「ベクシル 2077日本鎖国」のワールドプレミアで8月1日に開幕したスイスの第60回ロカルノ国際映画祭が、8月11日に閉幕した。コンペティション部門に出品されていた小林政広監督・脚本作品「愛の予感」が最高賞である金豹賞グランプリに輝き、CICA賞(国際芸術映画評議連盟賞)、ヤング審査員賞、ダニエル・シュミット賞も同時受賞、4冠を達成した。日本映画の金豹賞グランプリ受賞は、実相寺昭雄監督の「無常」以来37年ぶりのこと。
同作は、小林監督の長編第10作目。実際に起こった少女の同級生殺しをモチーフに、一人娘を同級生に刺殺された父親(小林政弘)と、加害者の母親(渡辺真起子)の偶然の出会いと愛にあふれた交流を、冒頭のインタビューシーン以外にほとんどセリフなしで描く意欲作。今年11月下旬よりポレポレ東中野にて公開される。
また、監督・脚本作品「Slipstream」を出品したサー・アンソニー・ホプキンスに、同映画祭から金豹賞名誉賞が贈られた。主演男優賞はミシェル・ピッコリ(フランス)とミケーレ・ベニトゥッチ(イタリア)、主演女優賞はマリアン・アルバレス(スペイン)。フランク・オズ監督のイギリスのコメディ「Death at a Funeral」が観客賞を受賞した。
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