浜崎あゆみがサプライズ登場!「怪談」初日舞台挨拶
2007年8月6日 12:00

[映画.com ニュース] 「リング」シリーズで日本のみならず世界を震撼させたJホラーの旗手・中田秀夫監督が、三遊亭円朝による古典落語の傑作「真景累ケ淵(しんけいかさねがふち)」を映画化した「怪談」。初日を迎えた8月4日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1にて舞台挨拶が行われ、中田監督をはじめ、尾上菊之助、黒木瞳、井上真央、麻生久美子、木村多江、瀬戸朝香ら主要キャストがあでやかな着物姿で登場した。
「怪談」は江戸時代を舞台に、親の代から続く因縁で結ばれた男女の愛憎を描いた、中田監督初の時代劇。本作で映画初主演を果たした菊之助は「この映画を通して、日本の伝統文化を大事にしていかなければならないと痛感しました」と挨拶。歌舞伎界のプリンスに、客席からは「音羽屋!」の掛け声が上がった。
主人公・新吉への狂おしいほどの愛情から悲劇をひき起こすヒロインの豊志賀を演じた黒木は「撮影が終わりに近づくと、中田監督がワンカット撮るごとに“この撮影が一生続けば良いのに”とおっしゃるので、私も“一生付いていきます”と申し上げました(笑)。ホラー映画を一流にしたのは中田監督だと思います」と、「仄暗い水の底から」でもタッグを組んだ監督を絶賛した。
一方、本作で5年ぶりに日本作品のメガホンを取った中田監督は「一瀬(隆重)プロデューサーとこの作品の企画を立ち上げたのは5年以上前。脚本も時間をかけて練り上げましたし、撮影期間も3カ月あったので、ワンカットずつじっくり撮ることができました」と満足げに語っていた。
さらにサプライズゲストとして、主題歌を担当した浜崎あゆみが登場すると、客席から驚きの歓声が! 本作について「すごく怖かったけど、それ以上に“美しい”映画だと思いました」と感想を述べた浜崎は、「オファーをいただいた時、たまたまこの映画と同じようなテーマの曲を作っていて運命を感じました。大好きな黒木さんが出演する映画だし、参加できて嬉しい」と作品への思いを語った。「怪談」は現在公開中。
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