「僕のピアノコンチェルト」主演の天才ピアノ少年が、日本でコンサート開催
2007年7月27日 12:00

[映画.com ニュース] 天才ピアニスト少年の成長を描いたスイス映画「僕のピアノコンチェルト」の主演テオ・ゲオルギュー(15)が来日し、8月30日に東京の紀尾井ホールでコンサートを開く。
「僕のピアノコンチェルト」は、驚異的な知能指数を持ち、勉学のみならずピアノの才能も天才的な少年ヴィトス(テオ・ゲオルギュー)が、周囲の期待に押しつぶされそうになりながらも、次第に成長していく姿を描く。「ベルリン・天使の詩」の名優ブルーノ・ガンツが少年を温かく見守る祖父役で出演しており、映画は06年度アカデミー外国語映画賞のスイス代表作品にもなった。監督はスイスの名匠フレディ・M・ムーラー。
注目は、主人公ヴィトスを演じているテオ・ゲオルギューが本物の天才ピアニストであること。92年生まれのゲオルギューはまだ15歳だが、04年にはコンサートデビューを果たし、サンマリノ国際ピアノコンクールやフランツ・リスト・コンクールに優勝するなど、折り紙つきの“神童”。今回も監督たっての希望で、「毎日4時間のピアノの練習時間を確保する」という条件の下、映画に初出演。音楽だけではなく、演技の才能をも垣間見せている(もちろん劇中の演奏は全て本人のもの)。
そんな天才ゲオルギュー少年が8月30日、紀尾井ホールで行われる「僕のピアノコンチェルト」公開記念コンサートに出演。第1部は、ムーラー監督とゲオルギュー少年とのトークショーを交えながらのピアノ・ソロ・コンサートで、第2部は内藤彰指揮・東京ニューシティ管弦楽団と共演し、ベートーベン「ピアノ協奏曲第3番」を演奏する予定。当日のチケットは全席自由席3500円で発売中。チケットは、紀尾井ホールチケットセンター(TEL.03-3237-0061/10時~18時/日祝休み)、チケットぴあ(http://pia.jp/t/TEL.0570-02-9999/Pコード:263-488)、イープラス(http://eplus.jp)まで。お問合せは東京テアトル(03-3535-1088)へ。
「僕のピアノコンチェルト」は晩秋、銀座テアトルシネマほかにて公開。一足先に、天才少年の片鱗に触れてみてはいかがだろうか。
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