「007」ダニエル・クレイグが、英国No.1の高額ギャラ俳優に
2007年7月25日 12:00
[映画.com ニュース] ジェームズ・ボンド役で知られるダニエル・クレイグが、イギリス人俳優で一番の高給取りとなった。
「007/カジノ・ロワイヤル」でボンド役に抜擢されたクレイグは、否定的な前評判をものともせず、圧倒的な存在感を発揮。新たなジェームズ・ボンド像を打ち出した同作は、全世界で興行収入5億9442万ドル(約725億円)を稼ぎ出し、「007」シリーズ最高記録を樹立した。
シリーズ最新作「ボンド22(仮題)」の製作を手掛けるバーバラ・ブロッコリ率いるイオン・プロダクションは、クレイグとの出演契約を更新。イオンは当初、「ボンド22」とその次作「ボンド23(仮題)」との合計で1300万ドル(約15.8億円)を提示したが、最終的にクレイグは2600万ドル(約31.7億円)を手にすることになったという。
なお、前作「カジノ・ロワイヤル」はほとんどのシーンがチェコ・プラハのスタジオで撮影されたが、「ボンド22」はこれまでシリーズのほぼ全作が撮影されてきたロンドン郊外のパインウッド・スタジオを使用するようだ。監督は「主人公は僕だった」のマーク・フォースターが務め、12月にクランクインの予定。