グーグルが「ボーン・アルティメイタム」とタイアップ!
2007年7月18日 12:00
[映画.com ニュース] 8月3日に全米公開されるポール・グリーングラス監督の新作スリラー「ボーン・アルティメイタム」が、アメリカで大規模な広告宣伝を繰り広げることが明らかになった。
同作は、マット・デイモンが演じる記憶喪失のスパイ、ジェイソン・ボーンの活躍を描くシリーズ第3弾で、全米配給を手がけるユニバーサル映画は、フォルクスワーゲン、マスターカード、シマンテックから4000万ドル(約50億円)規模の宣伝協力を取りつけた。人気シリーズの第3弾を公開するにあたり、ユニバーサルはタイアップ宣伝を最大限に利用する、ライバル会社のスパイシリーズ「007」のマーケティング手法を真似た格好だ。一方、“ジェイソン・ボーン”シリーズ前2作はそのリアルなアクション演出から、「007/カジノ・ロワイヤル」に大きな影響を及ぼしたことで知られている。
ユニバーサルはまた、グーグルともタイアップして、「The Ultimate Search for Bourne with Google」と題したオンラインゲームを米・英・豪など7カ国で7月16日より立ち上げた(各国とも公開日まで)。これは、グーグルのツール(検索・マップ・写真など)を使ってボーンを探す究極のゲーム。残念ながら日本語はないが、“ジェイソン・ボーン”シリーズ全3作からインスパイアされたパソコンの画面を見ながら、ジェイソン・ボーンを世界中から探す気分はまるでスパイ。
なお、グーグルがオンラインゲームを手掛けるのは、ソニー・ピクチャーズとタイアップした「ダ・ヴィンチ・コード」以来2度目のこと。