まさに“不都合な真実”!アル・ゴア氏長男、大麻所持で逮捕
2007年7月6日 12:00
[映画.com ニュース] アカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞作「不都合な真実」で、地球温暖化の危機を訴えた環境問題活動家、アル・ゴア元米副大統領の24歳になる長男(写真)が7月4日未明、大麻不法所持で逮捕された。
アル・ゴア3世は同日午前2時15分頃、ロサンゼルスから南へ伸びるハイウェイを時速160キロメートルの猛スピードで運転しているところを、オレンジ郡保安官に車を停止させられた。車のドアを開け、マリファナの匂いを嗅ぎとった保安官が、車内から医師の処方箋がなければ手に入らない数多くの合法ドラッグと違法なマリファナを押収し、現行犯逮捕となった。なお、逮捕されるまで同容疑者が快適に運転していた車は、地球にやさしいハイブリッドカー、トヨタのプリウスだった。
ハーバード大の学生時代の03年にもマリファナ不法所持で逮捕歴があるゴア氏長男は、映画「不都合な真実」の中で交通事故に遭って瀕死の状態になる6歳の息子として登場している。彼は、翌日午後2時には保釈金2万ドル(約245万円)を払って釈放されたが、広報のコメントでは「旅行中だった」という。彼はまた、地球温暖化防止を訴え、7月7日に日本を含む世界7カ国で開催される「ライブ・アース・コンサート」の主催者側の重要ポストの1人だったというから、何とも不都合な逮捕劇になってしまった。