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「ハリポタ」のD・ラドクリフ、キスシーンは「すごく上手」との評価

2007年7月2日 12:00

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(左から)ダニエル・ラドクリフ、デビッド・ヘイマン
(左から)ダニエル・ラドクリフ、デビッド・ヘイマン

[映画.com ニュース] 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の来日記者会見が6月29日、東京・六本木のグランドハイアット東京にて行われ、前日のプレミアイベントに続けて主演のダニエル・ラドクリフと、製作のデビッド・ヘイマンが出席した。プレミアイベントには1500人の観衆と300人の報道陣が駆けつけ盛況となったが、この日の会見も香港や韓国などアジア各国の報道陣を含め650人のマスコミで会場は満杯。シリーズ5作目になっても衰えない注目度を証明した。

今作では過去作の回想シーンなどもあり、ダニエルらの成長ぶりが改めて感じられる。「彼らの成長はこのシリーズの醍醐味でもあるが、これだけの人気者になってもダン(ダニエルの愛称)たちの謙虚さ、誠実さは変わらない」とは、シリーズ全作の製作を務め、彼らの成長を見守ってきたヘイマンの弁。そのことについてダニエルは「デビッドをはじめ周囲の大人がチヤホヤせず、普通の子供として僕らに接してくれたおかげ」と謝辞を述べた。そして、今作でシリーズ初のキスシーンに挑戦したダニエルは、「最初の2~3テイクは緊張したけど、それ以降は他のシーンと同じように普通に演じたよ。(キスシーンが)すごく大事のように思われてるけど、大したことじゃないんだ」とあくまで平静をアピールするも、ヘイマンに「(相手役の)ケイティ(・ラング)は『ダンはすごくキスが上手だ』って言ってたけど……」と突っ込まれると、「そんなことないよ。普通にしただけ。別に舌を使ったりはしてないから(笑)」と照れくさそうに答えていた。

また「細やかな演技でリアリティを出せる俳優になりたい」と語るダニエルは、「今回は、周囲から嘘つき呼ばわりされても真実を貫くことに一生懸命なハリーの姿を通じて、人の強さというものが描かれている。また、人の中には必ず明暗があるけど、そのどちらを選択するかということがテーマになってるんだ」と映画の内容についても真剣に語っていた。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」は7月20日全国公開。配給元のワーナー・ブラザース映画によれば、史上最多となる920スクリーンで一斉に封切られるとのことだ。

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