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監督&主演俳優が魅力を語る「アヒルと鴨のコインロッカー」

2007年6月22日 12:00

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(左から)濱田岳、中村義洋監督
(左から)濱田岳、中村義洋監督

[映画.com ニュース] 仙台在住の作家・伊坂幸太郎の原作を映画化した「アヒルと鴨のコインロッカー」が、5月12日の仙台先行公開に引き続き、間もなく東京でも公開される。6月20日、有楽町朝日ホールで完成披露試写会が行われ、主演の濱田岳(はまだがく)、瑛太関めぐみらメインキャストと、メガホンを取った中村義洋監督が来場した。そこで舞台挨拶を終えたばかりの濱田と中村監督に話を聞いた。

大学進学で東京から仙台にやってきた椎名(濱田岳)は、アパートの玄関先で隣人の河崎(瑛太)に出会い、そこで奇妙な計画を持ち掛けられる。同じアパートに住む孤独なブータン人留学生(田村圭生)に広辞苑をプレゼントするため、一緒に本屋を襲おうというのだ……。映画は、若者たちの恋や友情をボブ・ディランの名曲「風に吹かれて」に合わせミステリアスに描く青春映画だ。

主人公椎名を演じた濱田は、「脚本を理解し切れていないうちに仙台ロケが始まってしまった。だから劇中で河崎に言われるまま椎名が訳も分からず本屋を襲いに行ったように、僕も監督から『ここでドアを蹴って』など指示された通りに演じた」と撮影当初の状況を告白。ともすれば暗くなりがちな物語を、間の抜けたリアクションで和ませていた椎名の役作りについて聞くと、「切り替えのない役者と言われたらそれまでだけど、あれはほとんど素の自分。コミカルに演じようと意識したのではなく、僕自身がコミカルだった(笑)」と話してくれた。

そんな濱田の話を聞いていた中村監督は、「岳はこういうキャラなので、僕からもあえて演技しないようにと伝えた」とのこと。また、「素のままでいい岳と、自分と全く異なるキャラクターを作り上げた瑛太の2人が対照的で絶妙だった」と主演2人を絶賛する。映画の見所を聞くと、「最初から全てに気をつけて見てほしい。また、1回見れば理解できる映画ではあるが、1度目は椎名の視点で、2度目は河崎の視点で見るとさらに面白い」とこれから見る観客には気になるメッセージを残した。

アヒルと鴨のコインロッカー」は6月23日よりロードショー

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