ジョン・キャメロン・ミッチェル「『ショートバス』も愛して!」
2007年6月5日 12:00

前作「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」で世界中に熱狂的なファンを作り出したジョン・キャメロン・ミッチェル監督が、昨年のカンヌ国際映画祭で絶賛された新作「ショートバス」を引っ提げて来日。主演のリー・スックインとともに、6月4日、東京・渋谷のエクセルホテル東急にて記者会見に臨んだ。
ジョン・キャメロン・ミッチェル流ニューヨークおとぎ話だという本作のテーマはずばり、セックスと愛。しかし、リアルなセックスシーンが次から次へと登場するため、リーは出演を巡って勤めているカナダのラジオ局をクビになりそうになり、彼女のためにオノ・ヨーコや、ガス・バン・サントら名だたる著名人が嘆願書を提出したというエピソードもあるほど、セックス描写に対してオープンなイメージのある海外でも様々な反応を持って迎えられている。
そんな本作に対して、ミッチェル監督は「常日頃から映画の中でセックスがきちんと描かれていないと思っていた。セックスは人生そのもの。教えてくれることも多い。メタファーとして使うことによって、誰かといることの大切さを感じて欲しかったんだ」と大熱弁をふるい、予定の時間を20分もオーバー。それでも、「『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』を受け入れてくれたように、この作品にもチャンスを与えて」と語り、いつまでも名残惜しそうに会場から去ろうとしない監督に、記者団から温かい拍手が送られていた。「ショートバス」は8月下旬ロードショー。
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