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妻夫木聡主演作「憑神」は3度見ると御利益がある!?

2007年6月1日 12:00

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(前列左から)佐藤隆太、森迫永依、妻夫木聡、 赤井英和、佐々木蔵之介、 (後列左から)笛木優子、夏木マリ、鈴木砂羽
(前列左から)佐藤隆太、森迫永依、妻夫木聡、 赤井英和、佐々木蔵之介、 (後列左から)笛木優子、夏木マリ、鈴木砂羽

鉄道員(ぽっぽや)」で日本中を感動させた降旗康男監督と原作者の浅田次郎が8年ぶりにタッグを組んだ大型時代活劇「憑神(つきがみ)」。その完成会見が、5月31日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルの能楽堂にて行われ、主演の妻夫木聡赤井英和森迫永依夏木マリ佐藤隆太佐々木蔵之介笛木優子鈴木砂羽降旗康男監督、浅田次郎ら総勢10名が出席した。

幕末の江戸を舞台に、祈る稲荷を間違えて3人の災いの神に取り憑かれてしまった下級武士の運命をコミカルに描いた本作。会見の冒頭には、応援に駆けつけた落語家の林家たい平が、この日のために作ったという創作落語「憑神」を披露して会場を沸かせた。陽気で涙もろい貧乏神・巨漢の疫病神・童女姿の死神といった個性的な神々に翻弄されながらも成長し、やがて人生の意義を見出していく主人公・彦四郎を演じた妻夫木は「一度しかない人生の中で、自分が光る瞬間というのは誰にでもある。この映画がそれを見つけるきっかけになればうれしい」と挨拶。さらに一同は口を揃えて「3度見ると御利益がある」と、作品の意外な効果をアピールした。

あどけない顔のベテラン死神を演じたドラマ版初代「ちびまる子」の森迫は、作品にちなんで“最近ツイていたこと”を聞かれると「この映画の台本を読んで、分からない漢字や地名を学ぶことが出来、さらに人物像や歴史の背景も勉強できたことです」と、とても9歳とは思えないコメントを発して周りの大人たちを感心させた。一方、妻夫木は「人は幸せな時ほど自分がツイていることが分からなくなり、日常の中にある小さな幸せを見つけることが出来ないもの。だから僕はツイていると思う。毎日幸せなので……」と笑顔で答え、幸せオーラを放っていた。

憑神」は6月23日より全国ロードショー。

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