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マット・デイモンが“ジェイソン・ボーン”から公式に卒業宣言

2007年5月29日 12:00

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シリーズが続いても、 ボクは降りるよ
シリーズが続いても、 ボクは降りるよ
記憶喪失のスパイ“ジェイソン・ボーン”の活躍を描く「ボーン・アイデンティティ」「ボーン・スプレマシー」といえば、マット・デイモンをアクションスターに押し上げた大人気シリーズだが、デイモンは8月全米公開される第3弾「ボーン・アルティメイタム(原題)」(ポール・グリーングラス監督)で、同シリーズから事実上の“引退”を宣言した。

カンヌ映画祭で行われた「オーシャンズ13」(8月11日日本公開)の記者会見の席で明かしたもので、「ボーン・シリーズについては、もうやり残したことがない」とコメント。オーシャンズ・シリーズ第3作「オーシャンズ13」に出演していることにも触れて、「年に2作もシリーズ第3弾に出てしまって、まるで売春婦にでもなったような気分だよ」と、これ以上の続編映画への出演は避けたいとの考えを明らかにした。これに対し、ジョージ・クルーニーが、「第2弾に3本出るよりはマシだろ」とジョークで慰める一幕もあった。

同シリーズのロバート・ラドラムによる原作は「ボーン・アルティメイタム」の基となった第3弾「最後の暗殺者」で完結しているが、その後、エリック・バン・ラストベーダーが執筆した続編が2冊(「The Bourne Legacy」「The Bourne Betrayal」)あり、スタジオ側は今後も大ヒットシリーズを手放すつもりはないようだ。なお、別の俳優がボーン役を引き継ぐことに関して、マット・デイモン自身は「全く問題ない」と語っている。

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