ファンタジー大作「ライラの冒険」の特別映像がカンヌでお披露目!
2007年5月22日 12:00

フランスで開催中のカンヌ国際映画祭にて現地時間の5月21日、イギリスの人気ファンタジー小説を映画化する「ライラの冒険/黄金の羅針盤」の10分間の特別映像が世界で初めて上映され、監督やキャストによる記者会見も開催された。
「ライラの冒険/黄金の羅針盤」は、フィリップ・プルマン原作の小説「ライラの冒険」3部作(新潮社刊)の第1作で、原作小説は優れた児童文学に与えられる英カーネギー賞など多数の文学賞を受賞。「ロード・オブ・ザ・リング」3部作を製作したニューライン・シネマが、「ロード~」の次に送り出す新たなファンタジー3部作として注目されている。
記者会見には、主役ライラを演じる新人のダコタ・ブルー・リチャーズほか、ダニエル・クレイグ、エバ・グリーン、サム・エリオット、クリス・ワイツ監督らキャスト、スタッフが出席(別映画の撮影中だったニコール・キッドマンは惜しくも欠席した)。監督は「『ロード~』と比較されるのは仕方がないことだと思うけど、原作はとてもユニークで素晴らしいビジョンを持って書かれた作品だし、他の作品(の原作)とも違っている。僕にとって一番の課題は、CGIをふんだんに使って製作されるこの映画に、人間性と魂を吹き込むことだった」と語った。また、「007/カジノ・ロワイヤル」に続いてダニエル・クレイグと共演するエバ・グリーンは「実は私たち結婚していたのよ」と驚きの発言をしてみせたが、これはもちろんジョーク。「共演といっても今回は同じ場面がないので残念」と語っていた。
「ライラの冒険/黄金の羅針盤」は12月7日全米公開。日本では08年3月1日より全国ロードショーとなる。
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