ミュージカル「マンマ・ミーア！」にコリン・ファースらが出演

すでにメリル・ストリープ、ピアース・ブロスナン、アマンダ・セイフライド（「ミーン・ガールズ」）の出演が決まっているミュージカル映画「マンマ・ミーア！」に、新たに3人のスター、コリン・ファース（「ラブ・アクチュアリー」）、ステラン・スカルスガルド（「ダンサー・イン・ザ・ダーク」）、クリスティーン・バランスキー（「シカゴ」）が出演することが明らかになったと米ハリウッド・リポーター紙が報じた。

ユニバーサル映画製作の同ミュージカルは、「ダンシング・クイーン」などABBAの大ヒット曲22曲をフィーチャーしたブロードウェイ・ミュージカルの完全映画化。舞台版台本を書いたキャサリン・ジョンソンによる映画用台本のもと、英国の舞台でオペラ作品の演出を数多く手掛けた女流演出家フィリダ・ロイドが初映画監督を務める。トム・ハンクスの製作プロダクション、プレイトーン・ピクチャーズが共同製作に加わり、ハンクスと彼のパートナー、ゲイリー・ゴーツマンらがプロデューサーを務め、ハンクスの妻リタ・ウィルソンが製作総指揮を担当（ABBAのメンバーやソングライターも）。

「今宵、フィッツジェラルド劇場で」において見事な歌唱力を披露したストリープの歌声が楽しみなこのミュージカルの舞台は、ギリシアの小さな島で、女手ひとつで娘を育て上げたシングルマザー（ストリープ）が主人公の物語。その愛娘（セイフライド）がいよいよ結婚することになり、父親の素性を知らせずに育てたことから、父親候補者3人を結婚式に招待するというコメディ・ミュージカルだ。父親候補の男3人をブロスナン、ファース、スカルスガルドが演じ、芸達者なバランスキーが美容整形したパーティガール役で、結婚パーティを盛り上げる予定。

結婚パーティといえば、ハンクス率いるプレイトーン社は02年にギリシャ系ファミリーの結婚までのドタバタを描く「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」で大ヒットを飛ばした実績がある。またも“ギリシャつながり”だけに、大ヒットは間違いなしか!?