往年の悪ガキ、ジャッキーが13年の雌伏を経て大カムバック!
2007年3月20日 12:00

「がんばれ!ベアーズ」(76~78)シリーズでバイクに乗った長髪の悪ガキを演じて注目を浴び、アカデミー脚本賞受賞の青春映画「ヤング・ゼネレーション」(79)でも、長い髪の不良青年を演じていたジャッキー・アール・ヘイリーは、ほぼ13年間の長い空白期間を経て、スティーブン・ザイリアン監督作品「オール・ザ・キングスメン」で、主役ショーン・ペンの用心棒を演じ、大カムバックを果たした。続くトッド・フィールド監督作品「リトル・チルドレン(仮題)」では小児性愛者で、プールで水遊びする子供たちを水中メガネをかけてながめては欲情する変態男を演じた。かつてのハンサムな面影は見る影もなく、後頭部はハゲ上がっていた。だが、この迷演で06年度アカデミー助演男優賞にノミネートされている。
そんなジャッキー・アール・ヘイリーに、3本の新作映画の仕事が舞い込んでいると、米ハリウッド・リポーター紙が伝えている。1本は、ウィル・フェレル、ウディ・ハレルソン共演のバスケットボールを題材にしたコメディタッチのスポーツ映画「Semi-Pro」。もう1本は、ケイト・ベッキンセール、ダコタ・ファニング、フォレスト・ウィテカー、ガイ・ピアース共演のクライムコメディ「Winged Creatures」で、ベッキンセールとファニングの母娘に悪態つく暴力的なイカレた父親を演じる。そしてもう1本は、ジャズトランペッター、ウィントン・マルサリスがプロデュースするインディ系のジャズ映画「Bolden!」。ニューオーリンズ・ジャズの創始者といわれるコルネット奏者バディ・ボールデンの伝記ドラマで、ヘイリーはニューオーリンズの富裕層の中心的存在で、やがて腐敗していく判事を演じる。
俳優としてキャリア的に干されていた空白の13年間、ヘイリーはハリウッドから遠く離れ、テキサス州サンアントニオで、リムジンの運転手、警備員、ピザの配達人として暮らしていたという。
ヘイリーの復帰作となった「オール・ザ・キングスメン」は4月7日より、「リトル・チルドレン」は今夏公開。
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