自称“和製ニコラス”も応援!ニコラス・ケイジ来日会見
2007年2月23日 12:00
「スパイダーマン」「X-MEN」を生み出したマーベル・コミックの人気漫画を映画化したアクション・ホラー「ゴーストライダー」が、全米オープニング3日間の興収4500万ドル(約54億円)という大ヒットスタートを切った。そんな朗報を引っさげ、主演のニコラス・ケイジと監督のマーク・スティーブン・ジョンソンが来日を果たし、2月22日、ホテルオークラ東京にて記者会見を行った。
かねてから原作コミックの映画化を熱望していたというケイジに、他のヒーロー作品との違いを聞くと、「ゴーストライダーは他のヒーローのようにマントやタイツは身に付けず、炎に包まれたドクロの姿で登場するんだ。そして、人が犯した悪行をその人に戻すというカルマが描かれているんだよ」と熱く語る。本作の魅力の1つに“地獄(ヘル)バイク”でのバイクアクションが挙げられるが、ジョンソン監督が「早朝3時頃にダウンタウンで撮影を始めようとしたら、遠くの方からすごい音を立てたバイクが近づいてきた。我々の側に停まってヘルメットを取ると、何と出演者のピーター・フォンダだったんだ」と、往年の名優の撮影エピソードを披露。すると、ケイジも「僕は『イージー・ライダー』(ピーター・フォンダ主演)を見てバイクに乗るようになったぐらいだからね。ピーターとの共演は素晴らしい体験だった」と嬉しそうに話した。
その後、大のケイジファンで自らを“日本のニコラス・ケイジ”と称するタレントのモト冬樹が、ゴーストライダーの衣装を身に付けて登場。「こうして並んで立つと全く似てないことが分かった」と苦笑するモトに対し、まんざらでもなさそうなケイジは「僕がモトさんに似てるんだよ。今度2人でゴーストライダーをやろう!」とおどけてみせた。「ゴーストライダー」は3月3日ロードショー。
※サムネイルをクリックすると拡大画像が見られます