松尾スズキの長編監督第2弾「クワイエットルームにようこそ」
2007年2月2日 12:00
同作は第134回芥川賞候補となった松尾自身の同名小説の映画化で、主演を「BEAT」以来、9年振りの映画出演となる内田有紀が務める。内田は、ある朝突然“クワイエットルーム”と呼ばれる閉鎖病棟に拘束されたバツイチのライター明日香に扮するが、彼女を取り巻くキャストにも宮藤官九郎、蒼井優、りょう、妻夫木聡、大竹しのぶら個性豊かな共演者が揃った。
なお、撮影は先月25日にクランクインしているが、松尾監督は今回の発表に際して、「豪華キャスト陣が揃ったのでプレッシャーを感じているが、慌てず自分の仕事を的確にやろうと思う。キャストと自分が『1+1=2以上』になるよう頑張ります」と豊富を語った。一方、主演の内田も、「松尾さんの世界観で表現する作品に参加できるのがとても嬉しく、私も精一杯演じ切りたい。また、主人公とそれを取り巻く人々を映像化した時に、どう見てもらえるのかもとても楽しみです」と、久々の映画出演に当たって意気込みを語った。「クワイエットルームにようこそ」は、07年公開。