ディズニーが、2Dアニメ専門スタジオに方向転換
2006年12月22日 12:00

ピクサーのジョン・ラセター監督とエド・キャットムル社長の指導のもと改革の進むディズニーのアニメーション・スタジオで、今後、CGアニメが一切作られないことになりそうだ。ディズニーといえば、マイケル・アイズナー前CEOのもと、歴史のある2Dアニメーション工房を閉鎖し、現在の主流であるCGアニメーションへの移行を図ってきたが、ラセター監督とキャットムル社長はこの流れを逆行させようとしている。ディズニーのスタジオでは2Dのアニメーションのみを製作し、CGアニメーションはピクサーが一手に引き受けるという案が話し合われているという。ロバート・アイガーCEOがこの案に賛同すれば、現在、ディズニーで進行中のCGアニメの多くが製作中止となる可能性がある。なお、ジョン・ラセター監督は、かつてはディズニーで2Dアニメのアニメーターをしていた経験があり、ディズニーが熟練のアニメーターたちを解雇したことについて、心を痛めていたことでも知られている。
関連ニュース




「星つなぎのエリオ」に“魂”が受け継がれている――ピクサー本社取材で込み上げてきた”懐かしい感情”【ハリウッドコラムvol.364】
2025年6月12日 14:00
オリジナル 洋画 アニメ コラム


映画.com注目特集をチェック

吉永小百合“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

なんだこのカッコイイ映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

キムズビデオ
【この衝撃作を知ってるか?】“大注目ドキュメンタリー”の魅力を語ってきた!
提供:ラビットハウス、ミュート