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韓流「ブロークバック・マウンテン」じゃない!と「王の男」監督語る

2006年12月1日 12:00

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「王の男」イ・ジュンイク監督
「王の男」イ・ジュンイク監督
韓国で記録的ヒットを飛ばし、10月に開催された第19回東京国際映画祭ではオープニング・ナイト作品に選出された「王の男」が、12月9日より公開される。本作のメガホンを取ったイ・ジュンイク監督に話を聞いた。
作品は、16世紀初頭の朝鮮王朝に実在した暴君ヨンサングンと、彼に翻弄される2人の旅芸人の運命を描く歴史大作。原作は「爾(イ)」という舞台劇で、韓国内で評価の高い作品だ。「時代劇がやりたいと思って脚本を探していたのだが、『爾』は自分のやりたいものに非常に近かった」と、作品との出会いを語る監督。劇中、主人公のチャンセンとコンギルが宮廷に招かれるきっかけとなる芸は、宮廷を嘲弄し、猥褻な表現で観客を笑わせるもの。その芸について聞くと、「当時から貴族階級を嘲弄する芸風があり、その中には性的なものもあれば身分を転落させるような内容もあった。今でもそういった伝統的な芸を受け継いでいる劇団もある」と、韓国における大道芸の歴史について話してくれた。
女形芸人のコンギルは王の寵愛を受けるが、コンギルを演じたイ・ジュンギが「王とコンギルの関係を同性愛と言われるのが負担」と語ったことがある。2人の関係について問うと「王は心に傷を持ち、癒しを人一倍強く欲していた。それをコンギルに求め、受身で順応型のコンギルは彼のことを受け入れた。2人の関係はより複雑で、時には母性、時には憐憫の念があったと思う。欧米のマスコミに『韓国における“ブロークバック・マウンテン”』という記事を書かれたことがあるが、それは違う」と同性愛映画ではないことを主張した。「王の男」は12月9日公開。

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