老いてますます盛ん。「映画の日」特別功労大章・特別功労章授賞式
2006年12月1日 12:00

先月、91歳の誕生日を迎えた市川監督は、「90歳をちょっと越しましたけど、もう1本くらいは……」と映画製作への意気込みを見せ、まだまだ元気なところをアピールした。また、市川監督の最新作「犬神家の一族」(12月16日公開)に出演している萬田久子がお祝いに駆けつけ、花束を贈呈。犬神家にちなんで犬の帯を締めてきたという萬田は、「本当におめでとうございます。もう1本と言わず、ずっとずっと映画を撮ってくださいね」と祝辞を述べた。
1988年から続く、日本映画実写最長シリーズ「釣りバカ日誌」における功労を称えられた三國・西田の両氏は、映画さながら“ハマちゃん、スーさん”のノリで会場を沸かせつつも、これまでの足跡を振り返り感慨深げな様子。西田のアドリブについていくのに苦労したと語る三國は、「喜劇というのは本質的にシリアスドラマだと考えている。西田君に色々教えてもらい、シリアス喜劇をやっていきたい」と真摯に語った。それを受けた西田は、「社長の話が長くなりましたので」とジョークを飛ばし、「毎回、三國さんは『これで終わろうね』とおっしゃるんですが、ついつい今まできてしまいました」とコメント。さらに「先程、市川監督の元気なお姿を拝見しましたが、(三國さんに向かって)みっちゃん、まだまだ若いじゃん。やれるじゃん」と隣で苦笑する三國にラブコールを送った。「釣りバカ日誌」は来年で20作の節目を迎える。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

個人的・下半期で観たい映画No.1
映画ファンがこぞって「絶対観る」と決めてるの何で!? 全員主役級がクセ激烈の異常者に…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント