東京サクラグランプリは、「OSS 117 カイロ、スパイの巣窟」
2006年10月31日 12:00
※06年11月3日(金)の「ニュース&噂」は祝日のため更新をお休みさせていただきます
東京サクラグランプリは、「OSS 117 カイロ、スパイの巣窟」

10月29日、第19回東京国際映画祭が幕を下ろし、渋谷Bunkamuraオーチャードホールで行われたクロージングセレモニーでは、コンペティション部門ほか各部門の受賞結果が発表され、今年の東京サクラグランプリには、ミシェル・ハザナビシウス監督「OSS 117 カイロ、スパイの巣窟」が選ばれた。
同作は、1950~60年代のフレンチ・コメディ「OSS」シリーズの新作であり、ジャン・デュジャルダン演じる色男スパイの奮闘が滑稽に描かれた作品。ミシェル監督は、「東京国際映画祭に招いていただき、素晴らしい時間を過ごした。この映画に関わった全ての人々にお礼を言いたい」と感謝を述べた。本映画祭の審査員長を務めたジャン=ピエール・ジュネは、グランプリ作品について「どこの国の人が見ても楽しめる映画。ほとんどの審査員が一致して選んだ」とコメントし、「たとえ文化が違っても、人間的感情は共感できるということを、本映画祭が思い出させてくれた」と語った。主な受賞結果は以下の通り。
■コンペティション部門
東京サクラグランプリ
「OSS 117 カイロ、スパイの巣窟」(ミシェル・ハザナビシウス監督)
審査員特別賞
「十三の桐」(ルー・ユエ監督)
最優秀監督賞
最優秀主演女優賞
最優秀主演男優賞
ロイ・デュピュイ(「ロケット」)
最優秀芸術貢献賞
「父子」(パトリック・タム監督)
観客賞
■アジアの風部門
最優秀アジア映画賞
「父子」
■日本映画・ある視点部門
作品賞
「ミリキタニの猫」(リンダ・ハッテンドーフ監督)
特別賞
黒澤明賞
「リトル・ミス・サンシャイン」
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