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「地下鉄に乗って」の岡本綾、タイムスリップできたら何が見たい?

2006年10月20日 12:00

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※06年7月11日より、「ニュース&噂」は毎週火曜日・金曜日の週2回更新となりました

「地下鉄に乗って」の岡本綾、タイムスリップできたら何が見たい?

「地下鉄(メトロ)に乗って」岡本綾 (衣装)ワンピースTAGO/H.P.FRANCE exclusive
「地下鉄(メトロ)に乗って」岡本綾 (衣装)ワンピースTAGO/H.P.FRANCE exclusive
鉄道員」の浅田次郎が95年に第16回吉川英治文学新人賞を受賞した同名小説を映画化した「地下鉄(メトロ)に乗って」。同作で、堤真一演じる主人公の相手役を演じた岡本綾に話を聞いた。
作品は、長い間父親と確執のあった男が、地下鉄で過去へタイムスリップして父の真実の姿を知るというファンタジー・ドラマ。主人公・長谷部真次と恋人関係にあり、真次と一緒に様々な時代へタイムスリップする軽部みち子役を演じた岡本は「戦中、戦後、昭和39年と、もちろん私はまだ生まれていない時代ですが、人々はこんなにも力強く生きていたのかと撮影を通じて感じました」と作品を振り返る。また、シングルマザーだった母に育てられ、自身も妻子ある男性を愛しているという役柄について「好きな人を思い、母を気遣い、決して自分のためではない人生を送ってきたみち子をどう演じるか考えたとき、彼女が母親のことが大好きで尊敬しているという点を大事にしたいと思ったんです。自分が母を愛しているのと同じ気持ちでみち子を演じました」とコメント。
実際にタイムスリップできるなら何を見に行きたいか尋ねると「両親がどのように出会い、愛を育んでいったのかが知りたいですね。すごく恥ずかしいですけど(笑)」と照れながら語っていた。最後に「家族と疎遠になっている人も、この映画が絆を深めるきっかけになってくれればいいと思います」とメッセージを残した。
地下鉄(メトロ)に乗って」は、10月21日より丸の内ピカデリー2ほか全国松竹・東急系にてロードショー。

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