MGM「ホビットの冒険」映画化でピーター・ジャクソン監督と交渉
2006年10月10日 12:00
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MGM「ホビットの冒険」映画化でピーター・ジャクソン監督と交渉
J・R・R・トールキンの「ホビットの冒険」の映画化をめぐって、同作の配給権を持つMGMが、ついにピーター・ジャクソン監督にコンタクトを取ったことを明らかにした。ピーター・ジャクソン監督の公式ファンサイトであるTheOneRing.netは、9月22日に「ホビットの冒険」の映画化を進めるニューラインとMGMに対し、ピーター・ジャクソン監督と「ロード・オブ・ザ・リング」のキャストの起用を求める嘆願書を提出。3万9116人分の署名のついた嘆願書を受け取ったMGMリック・サンズ最高執行責任者は、TheOneRing.netに対し、ピーター・ジャクソン監督サイドと交渉を開始した旨を説明する書簡を送った。手紙の内容は以下の通り。
「『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を大成功させたピーター・ジャクソン氏こそ、『ホビットの冒険』の監督の第1候補であり、最もふさわしい人物です。MGMとしては、ニューラインとの共同作品においてアカデミー受賞監督であるピーター・ジャクソン監督と一緒に仕事ができれば、これにまさる喜びはありません。また、それは過去数週間の間に嘆願書に署名してくださった映画ファンの希望であるということも理解しております。この映画化を実現するために、われわれはジャクソン氏の担当者と初期段階の打ち合わせを開始しました」