11年ぶりの意欲作。周防正行監督「それでもボクはやってない」
2006年10月10日 12:00
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11年ぶりの意欲作。周防正行監督「それでもボクはやってない」

「それでもボクはやってない」は、痴漢冤罪という題材を扱いながら刑事裁判の問題点を描く周防監督の初の社会派映画。監督がこの映画に掛ける意気込みはすさまじく、本作の脚本ために取材に2年、そして執筆に1年を費やした。取材では痴漢冤罪にあった当事者に始まり、元裁判官、元警官、そして今現在、冤罪事件を手掛けている弁護士に至るまで徹底的に取材を行ったという。
会見で周防監督は「Shall we ダンス?」から11年間のブランクが空いたことを聞かれると、「11年間に色々な企画があり取材もしていたが、どうしても映画にしたいと思える何かが欠けていた。それが、痴漢冤罪事件の新聞記事をきっかけに撮らずにいられないという気持ちになった」と明かした。
周防監督が「現実に近づけるために映画を面白くさせる小細工はしなかった」と語る本作を、劇中で弁護士役を演じた役所広司は「男らしい映画」と表した。「それでもボクはやってない」は07年1月20日公開。
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