ファッショニスタは楽じゃない?「プラダを着た悪魔」来日会見
2006年9月29日 12:00
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ファッショニスタは楽じゃない?「プラダを着た悪魔」来日会見
VOGUE誌編集長のアシスタントを務めたローレン・ワイズバーガーによるベストセラーの映画化で、ニューヨークの一流ファッション誌「RUNWAY」編集部を舞台に、無理難題を投げかける鬼編集長(メリル・ストリープ)と彼女に翻弄される新人アシスタント(アン・ハサウェイ)を描いた「プラダを着た悪魔」がこの秋、公開される。9月27日、主演のアン・ハサウェイが初来日し、東京・新宿のパークハイアット東京にて来日記者会見を行った。
会見はファッションショーさながらにスタートした。モデルたちに続いて、本作の日本版ポスターで美脚を披露した押切もえがランウェイをウォーキング。その後、登場したアンが、颯爽と歩きながらも途中で転倒するというサービス精神旺盛なおとぼけ振りを見せ、会場を沸かせた。
意図せず飛び込んだファッション業界で四苦八苦するヒロインを演じたアンは、「誠実でナイーブな彼女の葛藤をどう演じるか悩んだ。学生の時はみな夢を描くけれど、社会に出ると理想と現実にいかに折り合いをつけるか、誰もが模索すると思う。この役を演じることで、私も女優として、人間として成長することができた」とコメント。大女優メリル・ストリープとの共演については「夢が叶ったようなもの。でも、最初は怖かった(笑)。彼女のベストと私のベストでは雲泥の差があるけれど、私なりにできる限り努力した。彼女からは、女優として自分を尊重しながら演じることの大切さを教えてもらった」と振り返った。
人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」を手がけたデビッド・フランケルが監督、パトリシア・フィールドがスタイリングを手がけており、最新ファッションが凝縮された本作。アンは、「正直言って、オシャレな服を着るのは疲れる。ファッショニスタでいることが、どんなに大変か実感した。撮影が終わり、家でスウェットに着替えた時がいちばん心地よかった」と親近感溢れる本音を吐露した。「プラダを着た悪魔」は11月18日、日本公開。
「プラダを着た悪魔」
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