阪本順治流「女の一生」桐野夏生原作「魂萌え!」
2006年5月9日 12:00

団塊の世代(1947年~49年生まれ)が定年退職を迎えることで発生すると言われている2007年問題や老後の年金問題などをテーマに、60歳手前のとある平凡な女性に起こった事件を描いた本作。製作の指揮を執る李プロデューサーは「阪本監督と私が桐野さんの原作から選ぶとなると『グロテスク』あたりだったのでしょうが、2人とも、前作が暗いメージの作品だったので、明るいイメージを連想させる『魂萌え!』にしようということになりました」と本作の製作動機を明かした。一方、昨年大作「亡国のイージス」で話題をさらった阪本監督は「私のポリシーとして、常に前作から、出来るだけ遠く離れようというのがあります。今回の『魂萌え!』では、私ならではの『女の一生』でしょうか?」と抱負を語っていた。5月13日から6月下旬の撮影予定で、07年初春公開となる。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント