「ダ・ヴィンチ・コード」、またも盗作疑惑
2006年4月18日 12:00
「ダ・ヴィンチ・コード」の原作者ダン・ブラウンが、またも盗作疑惑で訴えられることになりそうだ。
82年出版のノンフィクション本「レンヌ=ル=シャトーの謎/イエスの血脈と聖杯伝説」の作者2人が、「ダ・ヴィンチ・コード」は同書の盗作として著作権侵害で訴えていた件は、先日ロンドンの高等法院が棄却したばかり。今度はロシア人の美術史家ミハイル・アニキンが、「ダ・ヴィンチ・コード」は2000年の著書「Leonardo Da Vinci: Theology in Paint」の盗作として、ダン・ブラウンに対し、謝罪と「ダ・ヴィンチ・コード」で得た利益の半分を要求した。
アニキン博士によると、同著ではダ・ヴィンチのモナリザ像がキリスト教会の風諭であることをはっきりと述べており、また、98年にその仮説をヒューストンからやってきたアメリカの専門家たちに披露しているという。その会合に参加した専門家の一人から「ある作家」にその仮説を教えてもいいかと聞かれ、アニキン博士は自分の名前がクレジット表記されることを条件に許可したというが、「ダ・ヴィンチ・コード」には彼の名前はクレジットされず、ダン・ブラウンからの連絡もなかったという。アニキン博士は、「ダ・ヴィンチ・コード」というタイトルを考案したのも自分だと主張し、ロシアとアメリカで訴訟を起こす考えだという。
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